Londoner To Be

Diary from London

A Park

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公園が好きだ

 

ランニングコースだったり、犬の散歩道だったり、昼寝の場所だったり、鳥たちの水浴びの場所でもあれば、恋人たちのデートスポットだったり

 

目的はそれぞれだけど、皆同じ公園という空間を共有する

見える景色は同じだけど、見え方はきっとそれぞれ異なっているはずだ

 

ランニングをしているあの人は、何を考えているだろう

あのスマホ越しに難しそうなビジネスの話をしてるスーツの人はどういう人生を歩んで来たのだろうか

あの夢中でシャッターを切る女の子の旅行者達は、どこから来たのだろう

 

それぞれ年代も価値観も違う人たちが、それぞれに違う人生を歩んで、今ここにいる

社会的な属性や地位や国籍や言葉が介入しない空間

皆等しく空を見上げ、池を眺め、語り合う

 

遠い異国の地からきたのかもしれない

幸せな経験や、辛い経験をしてきたのかもしれない

皆それぞれ物語を抱えて、だけど一度も交わることは無い

そんなことの方が多いだろう

 

そんなもんだよ

そんな風に心のキャパシティーを広げてくれる

だからまたふらっと来てしまう