Londoner To Be

Diary from London

南フランス旅 day 3

Day 3 Arles

 

基本的にヨーロッパの旅は安全だ

先進国ばかりなので、交通網も発達してるし、ネットの情報も多い

よっぽどのことがない限り、問題が起きて露頭に迷うなんてこともない

学生の女子2人旅的な日本の女の子達もよく見かける

 

バックパッカーに憧れる自分は、そんな中でも、エッジの効いたことをしたくなる

アヴァンギャルドな精神だ

旅先での出会いは、ガイドブックには乗らない旅の醍醐味だと思っていて、実際これまでもいい出会いがたくさんあった

 

アイスランドのホステルで同室になった4人でオーロラを見に出かけたり、フィンランドで偶然出会ったおじさんの別荘に呼ばれて、フィンランド式サウナに入れてもらったり、急にそんなことが起こったりする


しかし、アルルよ

完璧に観光地として整備されてるせいか、だいたいが家族づれの観光客が大半で、自分みたいなソロパッカー勢がまるでいない

ホステルで同室になったおじさんとちょっと話した程度で、別段盛り上がりもせず、どこか遊びに行こうにも、フランスの片田舎の小さな町なので、ぶらぶらする以外することもない

 

NikonのP90ってめっちゃ重いカメラを提げて、もうなんども繰り出したであろう町に出る

まあ10数カ国行ったせいか、こういうヨーロッパ的な風景は正直お腹いっぱいってとこもあるんだけど、アルルは不思議と飽きない感じがあった

 

ホステルの真ん前の道の感じが好きで、時間帯を変えて何枚か写真をとった

2019年の夏は、酷暑に近くて、40度近いうだるような暑さが毎日続く感じ

日当たりのいい南フランスは、ことさら暑い気がした

昼下がりの影の中で休憩してる人もいた

 

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ホステルの近くのバーの前で、煙草をふかしながら涼んでいたおじさんがいた

あまりにもフォトジェニックだったので、写真を撮っていいか聞くと、快くyesと言ってくれた

おじいさんは町の絵描きらしい、もう長いこと住んでいる地元の人

右のお兄さんは、バーの店員だ

おじいさんは絵を描いたり、散歩をしたり、たまにここにきて、おしゃべりするんだって

ゴッホの町で絵を描いて、スローライフを満喫してる感じが羨ましかった笑

 

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「光溢れる町」

なんてよく形容される町だけど、本当に光と影のコントラストが綺麗で、絵本の中に迷うこんだような錯覚になる

 

 

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路地という路地を歩き回る

迷路のようにまがりくねり、どこか違う世界に誘ってくれるような気がする

 

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おとぎ話のような可愛い町に、洗濯物があったり、そういう生活感が垣間見えるところがまたいいよね

非日常の中の日常っていうんかな

 

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町の南側に行ってなかったので、足を延ばす

 

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夕方になって、暑さが和らいだ

セーヌ川の辺りに行って一杯

自分みたいな人たちが数人いた

ゴッホが星降る夜を描いたのは、この対岸だ

夜のアルルも美しんだろうな

 

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軒先に灯る明かり
これでももう10時近い

 

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夜になってみんな酒場に集まり始める

ここはアルルに来た目的の一つ

ゴッホの「夜のカフェテラス」のカフェ

大好きな絵なんだよねー

小学校の図工の教科書で見て以来いつかいきたいと思ってたから念願かなったよ

高すぎて入りはしなかったけど、感動したなー