Londoner To Be

Diary from London

The island once a giant resided

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コーンウォールの地名は独特だ

歴史的に独自の文化を持っていたからなのかもしれない

Marazionって、なんかガンダムにいそうとか考えながら、海岸線をぶらぶらと歩いていた

 

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今回はマジで観光しただけなので、写真多め、文少なめで行くんやけど

 

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宿泊していたPenzanceから4マイルほど海岸を歩いたところに、その島はある

St.Micheal's Mount 、沖合に浮かぶようにして佇んでいる

フランスの有名なモンサンミッシェルを、そのまま英語にした感じだ

イギリス人よりもイギリス各地に旅行に行っている自負があるけど、ここは、存在だけ
は知っていたけど、距離的な問題で、一度諦めていたので、リベンジできて嬉しかった

 

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干潮の時にのみ海底に沈む島へと続く道が現れて、歩いて渡れる

モン・サン・ミシェルと同じだね

 

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つくづく天気運に恵まれた旅だったけど、この場所は、一日でも違う時間帯、干潮満潮での違う表情が撮りたくて、気づけば5回も足を運んでた笑

 

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伝承によれば、巨人がかつて暮らしていたと言われているらしい

 

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午後になって、道が現れた

町の裏手側の丘の上に見晴らしのいい場所を見つけた

 

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5時、徐々に海水が覆い始める

そろそろ帰ろうかな

潮風がきつ過ぎて鼻水止まらんかった笑

 

To the far west of the country

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コーンウォールの西の端、イギリスの一番西にある町、ペンザンスにバスが着いたのは、ロンドンを出発して10時間後だった

コーンウォールの入り口、Plymouthまで思いの外早く着いたので、もうすぐやろってなめてかかったら、地形がいきなりアップダウンになり、途中の町々にいちいち経由&

バスが頻繁に小ターンを繰り返したおかげで、久しぶりのガチの乗り物酔いに見舞われた

最初可愛くてパシャパシャ写真とってた車窓の風景も、一向に目的地にたどり着かない&代わり映えのしないイライラで、後半はずっとうーうーブーブー唸っていた

片道10ポンドの安さに意気揚々としていた自分を恨みたい

帰りを想像してこの時からすでに憂鬱だった

 

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なんとなくまだ有給が余っていて、幸い誰とも被っておらず、6月のこの時期にどこに行こうかと地図を眺めていたら、そう言えばコーンウォールに行ったことなかったなと思い、すぐさまバスを予約した

ガチの金欠で、唯一の懸念だった交通費問題が、さっきのめっさ安いチケットで解決した、はずやった

そして、おい坊主そんな世の中あまかねえよ洗礼を受けたわけや

まあ安い話には裏がありますね、勉強になったよ笑

 

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長時間バスで疲れ果てていた僕は、すぐさま寝ようかと思ったけど、買って来たビールを飲もうと思い、ホステルのキッチンに行くと、腰が曲がったおばあちゃんの先客がいた

 

Catlina(写真とるの忘れた)、カリフォルニアから一人で来たらしい、レディーにお年をお聞きするのが躊躇われたので聞かなかったけど、60-70くらいかなー、年に2回、夏と冬に、色々な場所を旅しているらしい、アメリカでは教師をしているんだって、アートとか日本の古いお寺とか、歴史的な建築とかも教えていたらしい

今月末に、グラストンベリーが開催されることを直前に知った僕は、すでに有給を使っていて行けない悔しさを彼女に語ると、つい先日イギリスのワイト島で毎年開かれてる有名なフェスに参加して来たとかで、単身乗り込んだ話を聞かせてくれた

アメリカのアクセントは、どの世代が使ってもかっこいいというか、Catlinaも、メタルバンドのプレイが激しかったわよ的な話をしているときとか、全く年を感じさせない若々しさを感じた

グッドネイバーズで働いてる時から感じていたけど、アメリカ人は、すごい行動的だ、年代に関係なく、長期間休みをとって、日本なり、世界を旅しているケースが多い

旅をしていると人は生き生きしているよね

途中から合流して来た同じくカリフォルニア出身のBlandも、6大陸を制覇して来たらしい、二人で知らないアーティストの話で盛大に盛り上がっていた

アメリカ人の会話に参加して行くのは、結構大変というか、マシンガントークで譲り合いみたいな精神がないので、ほっといたら永遠に自分たちで話していそうだった笑

話はそれから、Blandの身体中に入ってたタトゥーの話題になり、日本では、タトゥーがYakuzaを連想させるから、ダメとかっていうおきまりの話題から、タトゥー1つ1つの意味を話してくれたりした

やっぱりホステルの醍醐味は出会いだ

ホテルより安く泊まれて、出会いのボーナスまでついてくるなんて最高ですやん

 

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翌朝は、同室の旅人のいびきがうっさすぎてろくに眠れず、7時前に目が覚めたので、町の散歩に出かけた

朝日が、海面に反射してキラキラ光っている

犬を散歩している女の子や、学校の遠足か何かで来ているのか、子供達の集団に出くわした

 

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ペンザンスまで来たのは、ある場所に行きたかったからなんだけど、天気は予報通りの快晴でめっちゃ気持ちよかった

 

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ランチを食べたカフェ、これは完全にバックパッカーの予算を大幅に超えてますねー笑

でも雰囲気がすごい好きで、思わず入ってしまった

すごく感じたのは人がすごく優しい

実は髭剃りに失敗して、鼻の下にティッシュ当てながら座ってたんだけど、大柄のおばちゃんが通りすがりにそれを目にして

 

「あらあなた血が出てるじゃないの、ちょっとあたいに見せてごらんなさい」

 

すんません、口調は完全に俺のイメージです

すごく気にかけてくれる、うんそうだね

バスがきて、これが目的の場所にいくバスかどうか隣にいたお兄ちゃんに聞いた時も、前にいた2人くらい知らない人も振り返って、「そうだよ!」と言ってくれたり、気候も合間ってすごくあったかい体験になったなー

 

雨の日の過ごし方

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昨日は一日中雨だった

電車を使えばいいものの、チャリで職場まで行ったので、靴はずぶ濡れになった

気温も10℃くらいでばり寒くて、冬カムバックな感じだった

ロンドンでこんなに雨が降り続くことは結構珍しくて、深夜までずっとコンクリートを打っていた雨音に耳を傾けながら、Inceptionを観ていた

 

Christopher Nolan作品が好きで、Batman三部作とか、Interstellerとか、壮大なSF感に浸れるのがいい

そして渡辺謙はやっぱり渋い

 

今日はオフなので、どこか行こうかなと思ってたんだけど、雨なので、めんどくさいし家でいいやとブログを書いている

 

音楽販売をしているBandcampの売り上げを換金するために、口座番号がいるんだけど、カードに表示されてなくて、書き置きもしてなかったので、さっき銀行に行って、聞いて来た

 

Bandcampはまずpaypalに売り上げが送金されて、そこから各自の銀行アカウントに自分で移さなくちゃいけないんだけど、最初その手続きがめんどくさくて手をつけてなかったんだけど、現状音楽が収入に直結しているのがbandcampだけなので、重い腰をあげたわけです

 

順番を待っている間、隣のおばあちゃんと銀行のスタッフがなにやら深刻そうに話してて、ちょっと聞いてたらどうやら詐欺にあったみたい

常連さんなのか、おばちゃんスタッフが、家族ばりの熱量で同情してた

 

ちょっと横をみたら、"詐欺に合わないために"、みたいなスローガンが看板に書いててなんてタイムリーなと思った

 

口座番号を聞いて、ちょっと買い物をして帰って来た

早速Paypalに口座を登録したら、アカウントがアクティベートされて、売り上げが入って来た

最初の方の売り上げは、過去すぎてバンドキャンプに回収されちゃってたみたいで、最近のやつのみだけど、8ポンドほど換金できた

 

実質自分の音楽で得た初めての収入

少し特別な気分になって、ビールを飲んでいる

 

今日も雨は降っている

 

Surf&Cafe-70’s&80’s City Pop-

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